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to be a Rock and not to Roll 宮本 督
午後の最後の芝生
 ―大抵のアルバイトは大型の電動芝刈り機でざっと芝を刈ると、残りの部分はかなりいい加減にやってしまう。それなら時間も早くすむし、体も疲れない。僕のやり方はまったく逆だ。機械はいい加減に使って、手仕事に時間をかける。当然仕上がりは綺麗になる。ただしあがりは少ない。一件いくらという給料計算だからだ。―村上春樹「午後の最後の芝生」

 ここは、このような仕事への取り組みをする者だけで創られた法律事務所です。
 弁護士業務は、仕事で多少の手抜きをしても、依頼者の方には気付かれにくい面があります。でも、見る人が気をつけてみれば、手を抜いているかどうかはわかります。相手の弁護士が書いた書面の一つを見ても、弁護士である私たちが気をつけて見れば、それを作るのにどの程度の時間と労力を割いたかはわかります。

 ―ずっとかがんで仕事をするものだから、腰がすごく痛くなる。これは実際にやった人じゃなくちゃわからない。慣れるまでは階段の上り下りにも不自由するくらいだ。

 正直なところ、このような仕事への取り組みは、何度もやめたいと思いました。業界では冷笑されることすらあります。ご存じのとおり、どの世界でも、苦労は報われないことも少なくないのです。
 でも、私たちが、お金のためではなく、仕事を通して何らかの自己実現を得たいと考えている以上、やり方を変えるわけにはいきません。そして、依頼してくれる方の感謝の言葉の数々は、何ものにも代えられない、弁護士の財産だと信じています。

 ―とにかく僕は芝を刈りつづけた。大抵の庭の芝はたっぷりと伸びている。まるで草むらみたいだ。芝が伸びているほど、やりがいはあった。仕事が終わった後で、庭の印象ががらりと変わってしまうのだ。これはすごく素敵な感じだ。まるで厚い雲がさっとひいて、太陽の光があたりに充ちたような感じだ。
(2001.2.12)
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