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to be a Rock and not to Roll 宮本 督
「三匹の子豚」から学ぶべきこと
 昔々、あるところに3匹の子豚が住んでいました。長男は簡単に作れるワラの家を作りました。次男も簡単な木の家を建てました。でも三男は、一生懸命にレンガの家を築きました。そこにオオカミがやってきました。オオカミはワラの家を、一息で吹き飛ばしてしまいました。次男の木の家も簡単に壊されてしまいました。長男と次男は命からがら三男のレンガの家に逃げ込みました。オオカミはレンガの家に襲いかかりましたが、頑丈なレンガにとても歯が立たず、肩を落としてとぼとぼと帰りました。3匹の子豚は、仲良く、幸せに暮らしましたとさ。
 知らない人っているのだろうか?「三匹の子豚」という童話だ。
 もともとはThe Story of the Three Little Pigs というイギリスの民話で、岩波文庫の「イギリス民話集」にも収められていて、岩波文庫版の「三匹の子豚の物語」では、最初の2匹はあっけなくオオカミに食べられ、3匹目の豚は知恵を生かして、オオカミを煮込んで食べちゃうということになっているが、そんなことは、どうでもいい。
 この話、努力の大切さを学ばせる物語ということになっていて、私も、幼稚園のセンセーか小学校の教師からそーゆー文脈で語られたような気がする。努力は報われる。努力することは美しい。だから、みんな、一生懸命頑張りましょうっていう感じ。
 でもね、当時の宮本少年は思ったものだ。もし、オオカミがすごく弱くて、ワラの家も木の家も吹き飛ばせなかったら、レンガの家を建てた三男は一番マヌケだ。それに、オオカミがすごく強くて、レンガの家も壊されたら、やっぱり三男の努力は水の泡だ。大切なのは、敵を知り、己を知ることではないか・・・と。
 で、この幼児の考えは、私の中では今も正しい。燦然と輝き続けている。私は、本当に頭のよい子だったらしい。昔のことだが。
 というわけで、がむしゃらに一生懸命やっても、意味がない。誰かが誉めてくれるかも知れないし、自己満足も得られるかも知れないが、そんなことはクソの役にも立たない。努力より大切なことは、的確な状況判断。そのために必要なことは、充分な情報収集。
 余計なことに無駄な時間と労力を投入してはいけない。人間の精力は有限なのだから。というわけで、私は、成長を知らず、今日も、この世をただよい続けている。ただ、それだけの毎日ではあるが・・・。
(2003.5.23)
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