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NAKASHIMA MIYAMOTO ATOORNEYS AT LAW
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diatribe 竹下博將 バックナンバー
Sorrow, Emptiness, Despair
 NHK特集「ワーキングプア2」を見て感じたことをつらつらと。。。
 正直、ショックで、悲しさと虚無感と絶望に、涙をこらえるので精一杯だった。
 非効率故に衰退する産業というのはいつの時代もあるだろうし、それは避けようがないと思う。でも、そういう話だけではない。
 他の業種に手を出すには、年齢・知識・資金が乏しくて、、、というのであれば、それはビジネスの問題なのだろう、きっと。
 長年営んできたなどの理由で、その事業・工場・地方に思い入れがありすぎて、、、というのであれば、それはその人個人の優先順位の問題。カウンセリングなどがあるにしても、個人で決断すべき問題が多いだろう。
 高齢者で年金がもらえなくて、、、というのであれば、生活保護の問題か。その支給基準・支給額も問題だが、最近では、高齢者のための手当を減額・廃止するという、新たな問題が。類型的に考えれば、稼働手段が少なく、というか、そもそも稼働できない場合も少なくなく、加えて、医療費等の支出が多くて、、、と、どう考えても高齢者のための手当は必要。でも、高齢者というカテゴリーにはめて支給するよりは、医療費の肩代わりとか施設費用の肩代わりとか、よりきめ細かく支給する方がいいのは確か。実は、そういう方向性だったりして。でも、そんな話、聞いたことがない。
 睡眠時間を削って一生懸命働いているけど、扶養・介護家族がいて収入が追いつかなくて、なんとか資格を取って高収入になろうと思っても、その資格獲得のために割ける時間・お金がなくて、、、という場合は、生活保護か、それとも自立支援か。いや、名目はどうでもいい。その個人個人に適した支給・援助手段となっているのかが問題だ。高収入の仕事に就くための援助なら、今の資格社会、お金さえあれば勉強はできるだろうから、勉強中の所得問題も含め、やはりお金の問題か。これは、マイクロクレジットにつながっていくということになるのかな。マイクロクレジットの話を初めて聞いたときは思わず声を出してしまった。これを考えた人は数多くいるんだろうけど、実践するなんて、、、ノーベル賞も当然か。もっと利子が低いとなおいいんだけど。収入増に連れて利子を上げるというのはどうだろうか。
 資格は取ったけど、実は収入に結びつかないという場合は、、、どんなに努力しても生活水準を上げられない場合は、、、どうすればいいというのか。努力と収入増が別問題であることぐらいわかっている。努力するにしても、方向性・手段は重要だろう。では、その方向性・手段はどうすればわかるのか。人材紹介所というのか職業訓練所というのかは知らないけれど、適材適所で、労働者と使用者とのマッチングを図るにはどうすればよいのかという問題につながるのだろう。人的資源の有効活用という点からも、重要な問題だ。
 「ワーキングプア2」を見たとき抱いた思いは、Sorrow, Emptiness, Despair。これは、Napalm Deathのアルバム「Fear, Emptiness, Despair」に由来。そのNapalm Deathに長らく在籍していたJesse Pintadoが亡くなった。あのTerrorizerの復活アルバム「Darker Days Ahead」を遺して。Terrorizerが80年代に残した唯一のアルバム「World Downfall」はオールド・グラインド・デスの名盤だ。「Darker Days Ahead」を聴きながら、僕ができることを考えつつ、2007年を迎えよう。
(2006.12.25)
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