中島・宮本・溝口法律事務所
お問合せプライバシーポリシー
NAKASHIMA MIYAMOTO ATOORNEYS AT LAW
CONTENTS
エッセイ
一覧最新バックナンバー
diatribe 竹下博將 バックナンバー
Some songs
 23区内に居住し、夫が30歳、妻も30歳、子が2歳で、夫婦のすれ違いから別居に至り、妻が子を養育している場合を考えてみる。
 夫は会社員で、給与は月額30万円(額面)、賞与はなし。妻はパートで、給与は月額8万円(額面)、賞与はなし。夫も妻も賃貸アパート・マンション暮らし。
 別居したのは7月末だが、別居後、夫は生活費を支払っていない。
 妻は、生活に困窮し、ネットで対策を検索。夫に対し、婚姻費用として生活費を請求し、夫と同程度の生活ができることが判明(民法760条)。どこにでも掲載されている「算定表」によれば、婚姻費用は月額4〜6万円。
 夫は、給与30万円から社会保険料約4万円及び所得税・住民税計約1万円が天引きされるので、手取りは約25万円。ここから6万円を妻に支払っても、手元に約19万円が残る。
 妻は、社会保険料も所得税・住民税も天引きされないので、手取りは8万円だが、夫から6万円の支払を受けても手元には14万円しかない。
 子を養育する妻の手元には14万円しかなく、子を養育しない夫の手元には、これを上回る19万円も残ることになる。
 一見すれば、不合理な結果。
 「算定表」は、家庭裁判所にも定着していて、「算定表」が合理的である理由について説明がないまま、調停でも審判でも「算定表」を前提として協議や判断がされている。
 一見不合理にも思える結果を算出する「算定表」がこれほどまでに信頼されているのだから、さぞかし合理性があるだろうと思い、その作成過程を検討したら、その杜撰さに唖然。
 来月から、しばらく「算定表」について書きます。
 “Some songs”は、AxCxの1stアルバム”Everyone should be killed”収録の1曲目。2曲目は”Some more songs”。破壊的で破天荒な絶叫グラインド・コアにはさすがに脳も心も拒否反応。迷わず売っ払った。数年後、涙が枯れるほど後悔した。
(2010.8.31)
最新バックナンバー
ページの先頭へ
事務所案内
取扱分野
法律相談・報酬
弁護士紹介
著作のご案内
エッセイ
採用情報
企業と法律〜論文〜新世代のリーガルマネジメント
知的財産権
eビジネスの法律問題
企業倒産
ゴルフ場の法律問題
労働
HOME
このページに関するすべての権利は中島・宮本・溝口法律事務所が有します