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Darkly, Darkly, Venus Aversa
 しつこく婚姻費用の話。
 「算定表」における問題点[2]親の生活費が100なら、0〜14歳の子どもの生活費は55で、15〜19歳の子どもの生活費は90でいいのか。
 「算定表」は、住居費を、分担すべき生活費だと考えていないので、住居費を除いて考えてみる。
 生活保護費を借用すると、23区内で夫30歳の1人世帯は、冬場は8万6790円(住居費を満額加算すると12万1120円。)。23区内で妻30歳と子ども2歳の2人世帯は、冬場は14万9500円(母子加算・児童養育加算を加算。住居費を満額加算すると21万9300円。)。夫の生活費を100とすると、妻と子の生活費は併せて172(住居費を含めると、夫の生活費が100なら、妻と子の生活費は併せて181。)。つまり、親の生活費が100なら、2歳の子の生活費は72(住居費を考慮すると81。)。
 生活保護世帯を想定するだけで、「算定表」における生活費の指数化が破綻していることがよくわかる。
 ところで、前に述べたとおり、「算定表」によると、夫は、手取り約25万円なら、最大6万円を妻に支払うこととなり、約19万円が手元に残る。他方、「算定表」によると、妻は、手取り8万円なら、夫から最大6万円の支払を受け、約14万円が手元に残る(子ども手当を加えても約15万円。)。
 夫の手元に残る約19万円は生活保護費約12万円を約7万円上回るのに、妻の手元には、子ども手当を考慮しても、生活保護費約22万円を約7万円下回る約15万円しかないという結果。
 どう考えてもおかしい、、、とは思わないのが裁判所実務。
 「算定表」には、算定方法に問題があるだけじゃなく、重大な見落としがあるという話は次回に。
 久しぶりにCradle of Filthのアルバムを聴いた。昨年発売された9th ”Darkly, Darkly, Venus Aversa”。疾走感も美と醜の対比もたっぷりで素直にかっこいいBlack Metal。猿系がいけるなら是非。
(2011.1.31)
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