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弁護士 宮本 督

エッセイ:
to be a Rock and not to Roll

2019.08.22

夏の服装

 前回のエッセイから、大分、時間が空いてしまいました。年を取るにつれ、目新しいことや心踊ることも起こらなくなり、ネタに困ることになります。
 前々回は、平日の昼食にいつも納豆卵かけご飯を食べているというお話でした。そして、今回は、夏の間、いつも同じような服装をしているというお話になります。
 いわゆるクールビズ運動が定着してくれたお陰で、5月から9月までの間、ジャケットとネクタイなしでも、マナー違反をいわれることがなくなりました(ノーネクタイは、夏に限らず許されるようになって、誠に喜ばしい限りです。)。そして、このクールビズの恩恵を最も受けているのが、他ならぬ私ではないかと思っています。
 私のクールビズは、黒色のジーンズと、形状記憶ワイシャツと、安い革靴になります。
 毎年、ゴールデンウィークの前、その年のウエストサイズに合わせて(年々変わるもので)、黒のデニムを2本、購入します。ジーンズなのか、スラックスなのか、色を黒にしておけば、一瞬、見分けも付きません。お勧めのブランドはGU。1本当たり、確か2500円くらいです。1本ずつ、黒いベルトと、茶色のベルトを差しっ放しにして、1日毎、交互に履きます。私は、徒歩通勤をしているもので、夏の間は汗がひどいことになりますが、安いジーンズは、何も気にすることなく、洗濯機で丸洗いできます。9月になる頃には、洗濯で色落ちしてきますが、シーズンが終わると、2本とも捨てて、また来年、新しく買い揃えることになります。
 それからワイシャツ。これは形状記憶のワイシャツ(長袖)、要するに、自宅で洗えてアイロン不要のものを揃えます。色は、白が多いですが、ブルーのものや、ストライプの柄もあります。私の推奨ブランドはMitsumineなのですが、ユニクロの2000円くらいのものでも構いません。これらを週に一度か二度、何枚かまとめて職場に持参します。徒歩での通勤はTシャツで、職場のトイレで汗を拭いて、さっさと着替えます。事務所以外の場所に直行する日もありますが、その場合は徒歩ってことはないので、汗はそれほど気にしません。ワイシャツはさすがに1年毎に捨てる必要はないですが、適宜、入れ替えています。
 靴も、安物をAmazonで購入しています。お気に入り(というかこれしか買わない)は、テクシーリュクス。7000円程度。ヒモ靴は何かと面倒なので、スリッポンなデザインの黒と茶色を購入しています。同じブランドの同じデザインのものを買い続ければ、ネットで靴を買うことにも問題はありません。2色の革靴は、ジーンズのベルトが黒い日は黒の方、ベルトが茶色い日は茶色の方と履き分けると決めています。
 というわけで、夏の間は、いつもだいたい同じような格好で仕事をしている私です。思えば、アインシュタインも、バラク・オバマも、スティーブ・ジョブズも、ザッカーバーグも、服装がいつも同じことで有名です。毎朝何を着るかを決めるのは時間の無駄と言ったのがアインシュタインで、決断の数を減らす必要があると言ったのがオバマとザッカーバーグでした(違う?)。
 私は、ぜーんぜん偉い人ではないですが、洋服や靴の買い物も含め、興味のないことに時間を費やすような無駄を極力避けたいと思うことにかけては、どんな大物にも引けを取らない自信があります。
 というわけで、私は今日も、昨日と同じ服を着て、同じ靴を履いて、昨日と同じ昼飯を、昨日と同じ場所(事務所のデスク)で食べて過ごしています。そして、明日もきっと。