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NAKASHIMA MIYAMOTO ATOORNEYS AT LAW
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to be a Rock and not to Roll 宮本 督
社会主義の国で
 かつて旧ソ連のゴルバチョフ大統領が、米国で、西側の記者に「社会主義と市場経済は両立するのか」と聞かれた時、笑みを浮かべ「日本経済は素晴らしい成果を得ています」と答えたという。
 笑い事ではない。「日本の社会主義」の名声はソ連にまで伝わっていたのだ。
 日本は、マルクスの実験が成功した唯一の国とも言われる。
 SARSの大流行中には、中国人ビジネスマンの間で、「日本人に近寄るな、社会主義が移るぞ」というジョークが流行っていたというが、それこそ笑えない。 
 市場主義、自由主義、資本主義経済が、この国のルールと思ってる人は、相当におめでたい。
 大体、信用保証協会とか国民金融公庫って、ありゃ何だ?
 公共事業は「社会主義事業」に名を変えろ。
 経済産業省の通達って、何だ、それは?
 営業の許可とか届出とか、ウルセーこと言うヤツは誰だ?
 源泉徴収とか年末調整とか、アホちゃうか?
 累進課税なんて、誰が考え出したのか?
 国民年金の仕組を誰か5分以内で説明してくれ!
 不毛だ。ますます不毛だ。
 だが、この国にも、一応、資本主義っぽい現象もないではない。
 前置きが長くなりすぎた。
 今回は、宣伝だ。
 倒産は、資本主義的だ。
 無理矢理の話題転換だが、倒産つっても、いろいろあって、負債をカットして再建する途もあるし、すべてをきれいにリセットする方法もある。でも、ここでは、詳しい説明はしない。
 8月15日頃、税務経理協会から、「社長が決断するとき 破産か再生か 社長のための処方箋」が発売される。我ながら名著だ。この本を読んで欲しい。詳しい説明が、分かり易く書かれてある。こんなに理解の容易な本はない。だって、私が理解できるんだもん。
 本当は、タイトルを、「金ならないよ」にしたかった。でも、お堅い出版社の顔が立った。今回だけは見逃してやろう。
 というわけで、担当の新堀様。私は、ちゃんと書いた。あとは、アンタが売ってくれ。私は、レコード大賞を目指す。浜崎あゆみには負けられない。アンタは別荘でも買ったらいい。
 しかし、しかし、しかし。
 印税収入にされる莫大な課税を思うと、今から、夜も眠れない(昼は眠れる。)。獲らぬ狸の皮算用と言うなかれ。この本は、本当にすばらしい本なのだ。安いし。
 しかし、大体、印税って、「税」なの?
 印税収入に課税するのは、二重課税ではないのか?
 不毛だ。
 名著を執筆しても、収入の多くは、この国の社会主義システムに飲み込まれていく。
 不毛だ。ますます不毛だ。
 読み返してみた。…不毛なエッセイだった。
(2003.7.14)
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