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NAKASHIMA MIYAMOTO ATOORNEYS AT LAW
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to be a Rock and not to Roll 宮本 督
世代間の対立
 あけましておめでとうございます。
 弁護士登録をして、今春で10年目を迎えます。
 お陰様をもちまして、大きなやり甲斐の感じられる仕事に恵まれていますが、さらに時代の要求に応えられる弁護士であり続けられますよう、謙虚に努力を続けたいと思います。
 本年もご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 さて、昨年12月16日、イギリスのフィナンシャル・タイムズは、社説で、ホリエモンに対するインタビューを基にした日本社会の評論を載せていました。評論の内容はどうでもいいのですが、紹介されているインタビューの中で、ホリエモンは、日本を世界でもっとも共産主義的な国と言い、権威主義的で、体制順応的な日本の古いエリートたちをボロクソに責め立てたようです。
 まあね。
 ジャーナリストの大鹿靖明氏がいうように、ライブドアや村上ファンドに対する国策捜査は、この国の対立軸が、イデオロギーでも、貧富でも、中央と地方でもなく、「世代間」であることを見せつけています。「欧州や米国のように資源と富の蓄積のないこの国で、団塊以上の年寄りの世代が国富を蕩尽し、彼らは子供たちに『貧乏国家』で暮らすことを強制しようとしている。」ってね。
 「出る杭は打たれるが、出過ぎれば打たれない」と言われたのも今は昔。出過ぎれば、東京地検特捜部から、お年寄りたちの反撃の銃弾が飛んできます。東京地検特捜部というところは、ホリエモンが言うように、そして多くの人が知るように、火のないところに煙を立てることができます。事件がないところに事件を創ることができるのです。
 「額に汗して働いている人々が出し抜かれるような社会にしてはならない」と言ったのは、今回の国策捜査を指揮した特捜部長の大鶴基成氏でした。既得権にしがみつくお年寄りのための価値観です。この人って、ほんとにバカなんでしょうね。でも、これらかも、ガンガン出世するのでしょう。と思っていたら、フィナンシャル・タイムズが、ホリエモンについての社説を載せたその日、異動が発表されました。大鶴氏は、どっかの検事正になったみたいです。
 人々の努力は、お年寄りたちの覚えめでたい範囲で、推奨する範囲で、少なくとも許容される範囲で、そうでないなら目立たない範囲で行われるよりなさそうです。
 そんな息苦しくって、生き苦しい社会に、私たちは生きています。
 みんな頑張って下さい。
 私も、謙虚に努力を続けていきます。精一杯、目立たないようにね。
(平成19年元旦)
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